· 

画素数について正直な話。4000万画素か1600万画素か。

 大判プリントか、通常プリントか、SNSか。

 撮影した写真をどう楽しむかが問題なのだけど、どの楽しみ方でも総合的には高画質なカメラのほうがアドバンテージがあるような気がします。

 今年5月に開催した個展でD850(4000万画素)を縦位置で撮影しパノラマ合成したB1サイズの写真1は会場内で幅を利かせていました。手前に大きく蛇行する利根川。その奥、上流にかけられた鉄橋の上を走る列車。手前の川面には水鳥が羽を休めている様子が確認できました。写真を細部まで目を凝らして鑑賞してもらいたいというこちら側の意図は十分伝わったようで好評を得ましたが、会場で一番の人気を得たのはD4(1600万画素)で撮影した写真2でした。

 写真2は、顔を近づけて見れば細部の解像感に甘さはあるものの、画素数が足りないと感じるほどではありませんでした。

写真1と写真2

 写真2をD850で撮影することに越したことはないと素直に認めます。

    ただ、A2サイズで展示するならD4の画素数で必要十分でした。B1印刷は非常に稀なケースで、高画素を生かした表現を意図しなければ、1600万画素はA2の出力でも十分な画素数だったともいえます。

 近々企画している旅行で街を歩き倒しストリートフォトに徹する予定です。ライカM10(2400万画)+エルマリート28㎜F2.8ASPH.は決定。AF-S NIKKOR50mmF1.4に、D850かDfのどちらかを合わせようかと考えています。

 鑑賞の楽しみ方、AF、AW性能で考えるとより新型の高画素機D850に軍配が上がります。取り回しの良いファイルサイズやカメラの軽さ、ウェストレベルでの撮影のしやすさを考えるとDfに軍配が上がります。悩ましいところです。